[QT一言アドバイス] 2020年4月16日(木)

申命記 6:1〜9
「心といのちと力を尽くして神を愛しましょう」

ーみことばの黙想ー
申命記の5章までで神様がイスラエルの民に約束を与えてくださったことを伝えています。今日の箇所はその約束をどう受け止めていくかが教えられているところです。

1〜3節
神様は私たちにみことば の約束を与えてくださいます。それは、今日に置いても変わりないことです。まず、私たちに神様のみことば と約束が与えられていることを私たち自身が忘れないようにしましょう。次に、私たちの次の世代も神のことばあることを覚えるようにしましょう。ただし、それは、孫までということです。これは、代々みことば が忘れられないようにすることです。そのためには、子供が神のことばを自分が覚え守るように導くだけでは不十分で、子供がその子供(孫)にまで伝え教えていく姿勢を持つようにしなければいけません。
これを成し遂げる秘訣は、まず、自分が心から神のみことば に従い、そして、自分が受けた恵みを熱心に伝えることです。強制的に嫌々ながら伝えるのではなく、与えられた恵みを持って伝えます。恵みを感じるために、私たちがみことば の実践と成就を体験すべきです。
今日、神様のみことば に従った恵みを体験しましょう。また、覚えておきましょう。その喜びを伝えましょう。
そもそも、申命記自体が神のことばと恵みを次世代に伝えていくことを目的としています。

4〜9節
神様が与えてくださった命令について解説しています。4節の「聞け。イスラエルよ。」は申命記の代表的なフレーズです。イスラエルの民に、端的に主の約束の意味を宣言し、呼びかけています。これは、私たちも聞くべきことが語られています。
神は唯一です。そして、5節は律法全体を理解する根幹をなすことばです。「心を尽くし、いのちを尽くして、力を尽くして、あなたの神、主を愛しなさい。」
そして、これらのことばを心にとどめ、子どもたちに教え込みます。また、みことば を身につけ、家に書き記します。
旧約聖書の教えをみるときに、ただ単に、何も考えず、真似てもあまり意味はありません。しかし、主を愛する事という本質を忘れずに、従ってみると信仰が豊かになります。
今日、私は心を尽くして、神を愛しているか? 具体的に今日一日、どんな心配りをしたか? いのちを尽くして、とあるが、具体的に神様を愛する時間を今日持つのか? 力を尽くして、とあるが具体的に何を神を愛するために労苦したか? これらを考えたり、みことば を暗唱したり、実際に子どもにみことば を教えたり、その教え方も工夫したりしてみても良いかもしれません。朝や夜にみことば を聞いたり、スマホやタブレットにみことば アプリを入れて聞いたり、恵まれたみことば を紙にかいて持ち歩いて、伝道の機会が不意にきたら、渡して、みことば を話したりしても良いかもしれません。家にみことば の飾りを置いて、眼に見えるようにして、時々、読んでみたりしてみましょう。義務ではなく、神を愛する思いでしましょう。きっと、喜びや1日の示唆が与えられます。

ーみことばの適用ー
今日、みことば を少しでもそのまま実行してみます。

ー今日の祈りー
神様、神を愛する私のことばと姿でさえも用いて、家族を救ってください。